なんやろ…。
なかなかの力作かもしれん。
恋愛ものであり、コメディであるのだが、深いところもある。
主演の二人が良く、あえて力まずに演技をしてる感じがした。なのでこちらも肩の力を抜いてやんわり観られる。
二人の会話、歩きながらの場面が結構多い。それもワンカットの長回しで見せる。それだけでもこの二人の技量が伺える。
だってミスったら最初からやり直し。スタッフも含めた全員で始めまでてくてく戻らなければならない。ヘタな役者には怖くてさせられませんよ。
観賞後は、いろんなカタチの恋愛や人生があっていーじゃんと思え、いい気分になれた。
良いことばっか書いてるようですが、物語や展開に無理があったり、見せ方にもう一工夫欲しかったりで、個人的には惜しい作品。
タイトルの「君」って、もしかしたら観客のことなのかも知れないなあと思ったり思わなかったり笑。
