題材とか登場人物のキャラに反して爽やかかつテンポの良い作品だった。
登場人物たちみんな面倒くさくてもどかしくて気持ち悪いのに妙にスッとしてるところ、それぞれに芯がしっかりあるので嫌いになれない。
勝手にふるえてろのよしかと同様香住も充分拗らせており共感性羞恥で震えました。
でもだからこそ心の底から彼女の行動に共感と応援をおぼえ、笑えた。香住の行動力や真っ直ぐさ素直さには憧れさえある。
失敗しろ失敗しろと真っ直ぐに思える彼女が大好き！
自分のために怒ってくれるって行為がどれほど嬉しいことか。明日も会いたいと思える人が自分の人生でどれくらい現れるのか。全体を通しては通過点にあるような映画だったけど所々グワッとくるシーンやセリフがあったな、よかった。
成田凌の気持ち悪い笑い方ちゃんと気持ち悪くてすごい。
