ヒロオさん

まともじゃないのは君も一緒のヒロオさんのレビュー・感想・評価

3.4
予備校の数学教師が、教え子のJKから恋愛指導を受ける話。

「好きです」と言われたら「どれくらい好きか定量的に」とか、寒いことを真顔で言ってしまうアスペくんが、常人の立ち振る舞いを習得しようとする。

映画としては「??笑」な急展開がいくつもあり、脚本の不自然さを感じてしまったが、脳死で観れて、後味が爽やかだった点においては良かった。

最終的に主人公たちは「普通とは?」「普通を気にするべきか?」と考えるのだが、このテーマは擦られすぎていて何も面白味がない。

そもそも、まともか、普通かとかは問題外。
どうしたら相手に合わせたコミュニケーションができるかを考えるべき。
社会で無駄な摩擦を起こさないためにも必要なスキルであるが、それ以上に人間のコミュニケーションの本質的に、相手への配慮は必須。
ヒロオさん

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