このレビューはネタバレを含みます
普通を知るために必死な成田凌が、「普通」のおかしさを知って「普通というのは何かを諦める口実じゃないのか」という成田凌の台詞がとても良かった。
普通ってそもそも個性を押し殺して生きることのように思うし、「個性を活かした教育」みたいなことを説いてる夫役が1番普通に囚われてるのも皮肉が効いていてよかった。
それに加えて成田凌の演技。ニワトリスターの時のオラオラ系の演技、愛がなんだの時のクズ男の演技の時とかとはまた違う、カメレオン俳優というにふさわしい人だなと思いました。
久々にいい作品でした。