gam

まともじゃないのは君も一緒のgamのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
小説で劇場で、公開中に読んだんだけど映画は観に行けなかったんだよなー。

清原果耶が痛々しくていい。大人になった気になる子どもらしさが出てた。自分のことを考えてむず痒くなるほどの演技。こっちまで痛々しくなっちまったよ。エナドリで酔ったように喋るのもやばい。地方の親戚の家に行って方言を真似して恥ずかしくなった小学生くらいの自分を思い出したもん。
成田凌もいい塩梅で。普通じゃない人がいた。

前半から「普通」に縛られた清原を中心に話が繰り広げられて、一回登場しただけでゲスというか嫌な野郎だってわかる小泉孝太郎もやばいね。でも清原は憧れがあるから。憧れってなかなか拭えないし、希望があるから、会っちゃうし。

最後にすらっと告白する感じ。そんな関係っていいよね。憧れる。

あーぁ。映画に造られた「普通」に縛られちったよ。これは「普通」じゃないんだから、現実は映画のようにはいかないよ。
自分は「普通」じゃないものが好きらしい。

こないだ観た18×2と同一人物とは思えないくらい演技がいい。好き。単純に。小泉への憧れ的なフィルターが自分にとっての清原みたいな感じかな。

現実≠普通じゃないけどね!
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