maro

まともじゃないのは君も一緒のmaroのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

短めで観れる映画があればいいなと思って検索、ネットで出てきてなんとなく鑑賞。

最初は、よくある邦画か〜と流し見していましたが、中盤先生とみなこさんがいい雰囲気になってから世界観に一気に惹き込まれて行きました。

"内容が気にならないというか、何の話をしてても頷けるんだよね。他の誰と話してても何の意味があるのかもわからなかったんだけどね、彼女の話に意味なんかなくても気にならないんだ"

"私が気にするのは、今日あって、明日も会いたいかどうかなんです。それがずっと続くかわかんないけど、今は明日も大野さんに会いたいんです"

"普通なんかどうでもいい!
君も何でそんなに平気な顔をしてるんだ、もっと怒れよ
君が言ってる普通は何かを諦めるための口実なのか?普通はこうだから、普通はそうじゃないって、何で自分で決めないんだよ
普通なんかどうでもいい、そんなものに縛られる必要全くないんだよ!"

...と劇中の言葉がすごく刺さりました。

純粋なラブストーリーではないけれど、
自分自身も幼い頃に思い描いていた人生と今の人生が違って、自分は普通じゃないのかな、どうしたら普通になれるんだろうと悩むことが多い中この映画を観れて少し救われた気がしました。みてよかったです
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