20億年先の人類からメッセージ。20年後の生存も危惧する現在からは少し緩めの計算式な未来感に、興醒めと思ってしまったが、原作ものだったのを良い意味で完全に忘れてた。人物を一度も使わず、現実にある異空間を、ザルドスのスピード感でみせる。そして音。ネクストステージの映画音楽はその音自体が映像を映画とさせているようでもあり、パルスを感じるかのようにとても心地良く、映像とのシンクロ率上昇と共に没入していくのであった。
odessa theatreで観られたのが恵まれていた。これぞ「劇場で」という音圧。石がメイソン的とか想像と勘繰りの繰り返しを、音で滅される解放。