すきま

最後にして最初の人類のすきまのレビュー・感想・評価

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)
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風景と語りのみのユニークでシンプルな手法。原作もそうなのか?
集団的精神の進化についての筋書きは、今見るとありふれた哀しい絵空事のように感じてしまったたけれど、映像に使われていた建造物が「スポメニック」と呼ばれる旧ユーゴスラヴィアの戦争記念碑らしいことはとても興味深い。
https://wired.jp/2017/05/02/les-symboles-invisibles/
人間は愚かしさと美しさを同時に表現できる生物なのだと、モニュメントが語っている。どうやってこんな形を思いつけるのだろう。
モノクロの建築映像としては、お手本になる美しさだった。
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