nana

マイ・ニューヨーク・ダイアリーのnanaのレビュー・感想・評価

4.0
作家を目指す若者がニューヨークで書くためには?出版エージェントで、サリンジャーを担当する上司のアシスタントとして働きながら、書くことに向き合う一人の女性のストーリー。

書く人、書く人のサポートをする人、読者を喜ばせる人。出版業界の各プレイヤーのパーソナリティや関係性が自分としては見どころだった。

出版エージェントとは、作家が顧客で、彼らの作品をどの雑誌に持っていくかを見極め、出版までアレンジする仕事らしい。この仕事の奥深さまで垣間見せてくれ、面白かった。

もうひとつの見どころはファッションとインテリア。TシャツとジーパンはNGな職場で、女性たちが着こなす淡いブルーのシャツが素敵だった。
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