ハリウッド製でないホロコーストもの
ハラハラはずっと続く
重くなりすぎず、意表をつく展開で最後まで飽きさせない
華奢ながら機転を利かせて生き残りたいとの強い意志の力で、なりふり構わず自分を同盟国だったペルシャ人だと偽るのだが…
(ペルシャは、地理的にトルコより遠い)
ウソをつき続けることが彼を苦しめていく
難しくなる一方の状況だが…
その苦労は、やがて意外な顛末で彼自身を救うことになる
あくまでひとりのユダヤ人捕虜と収容所の給食を管理するドイツ人大尉の2人の関係にフォーカスされていたのが良かった
やがてふたりの物語は大きく動いていく…
一見弱々しい主人公の抑えた演技が、感動を呼ぶ
彼の強さの本質は一体何だったのか?そこが隠れされたテーマだろう
本作の味わいには、コッホ大尉の恐ろしさと勤勉さと愛嬌の混在する魅力を与えたアイディンガーの演技が印象的かつ見ものであったことが貢献していた
時間の都合から、急遽観ることにした作品でしたが、満足度は高かったですし、ぜひ子供に見せたいと思いました
なぜって…単語を毎日覚えることで命を繋ぐ必死さが描かれていたからです!
中学生以上カナ
勉強に身が入らないか、
意欲を失いかけている人には最適💠
ハラハラするので、カップル向きでもあり
家族でもほぼ安心して見れます