ナチスドイツに連行されたユダヤ人の青年が、生きながらえるためにペルシャ人と名乗りナチスドイツの将校にウソのペルシャ語を教える話。
あらゆる単語を自分で作り将校に教えたら、それを記憶しておかなければならず、一瞬でも気を抜いて間違えば死、ずっとペルシャ人なんて嘘だと疑っている兵士がいたり、移送されてきた中に本当のペルシャ人がいたり、2時間超の長い作品だが緊張感であっという間に時間が過ぎる。
何の役にも立たないと思われた嘘っぱちのペルシャ語が突然意味を持つ瞬間鳥肌が立った。実話がベースになっている話と言うのだから驚愕だった。
(2022/11/18 kino cinéma天神)