イト

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のイトのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自身をペルシャ人と偽り、生き残るユダヤ人ジルとテヘランで兄に会い、レストランを開くことを夢見るナチスの大尉クラウス・コッホ
実話を元にしているとのことだけど、監督の日本語インタビューを読むと小説を元に作られてるらしい。
同じ場所にいるのにまったく違う世界にいる二人の間には確かに断裂があるのに片方の側からはそれがまったく見えない。
架空のペルシャ語に隠された人々の名前を読み上げるシーンで、アウシュヴィッツレポートと天才ヴァイオリニストと消えた旋律を思い出した。消された人と彼らの名前の話でしたよね。
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