Risa

ペルシャン・レッスン 戦場の教室のRisaのレビュー・感想・評価

4.5
戦時中、ペルシャ人を名乗る男が、生き残るために創作したペルシャ語をナチス軍の大尉に教える話。

最初から最後までヒヤヒヤしすぎて、5回位に分けて鑑賞。

こっち(主人公)は創作した単語を一語一句忘れてはならない(もし一語でも矛盾があれば殺される)、大尉は真面目すぎて架空のペルシャ語を忘れてくれないという、絶望的な状況の中で繰り広げられる。

この男が、なぜ膨大な単語を覚えられたのかは、見てからのお楽しみ。ラストは泣きました。

新しい言語を学ぶ面白さみたいなものを、思い出させてくれた作品でした。英語もこうやって地道に覚えたよなーと。

あまりヒヤヒヤするような映画は苦手なんですが、"ことば"が中心になっている設定とストーリーとラストが良かったので、なんとか最後まで観れました。

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Memo
久しぶりのドイツ語を聞いたような気がする。
Ich weiß ~ (私は〜を知ってる。)
Ich glaube~.(私が思うに〜)
Und dann?(それで?)
Ich spreche~.(私は〜を話します)
Was ist ~?(〜は何?)
架空のペルシャ語 heißt ドイツ語.
Liebe(愛), Brot(パン), Arbeit(労働), Mutter(母),Gabel(フォーク), Geburtstag(誕生日), Suppe(スープ),...←男性女性中性の冠詞省略
あと架空のペルシャ語もなんとなく覚えてしまうという😂Bawbaw(父)とかIl(私)とか。
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