試写会にて
かなり好み
個人的には納得感のあるストーリー展開でした。
見終わった直後はインパクトにやられるけど、振り返ってみると、ひたすら互いを守ろうとする、壮絶な愛の話だと言える。
原作のレビューを読んでみたけど、文字での表現ゆえの理解の難しさがあるようだった。映像では単純にストーリーを追うことができた。小説に手が出てない人にはおすすめできる。小難しいことは特に起きず、ただ、激動の展開ではある。
とにかくキャストの安定感素晴らしいです。中川大志の等身大の演技めちゃめちゃ良いな。正義感が強すぎるキャラって違和感あったりするけど、中川大志のクセのない演じ方この物語にぴったりだった。
親友、めちゃめちゃいいやつ。終盤のあのタイミングで、主人公にこっち側に来いって説得するシーンぐっときた。親友だからわかる彼の置かれてる状況。
脇固めてるキャストみんな良かったな。
個人的に気になるポイントは、主人公の母親能天気すぎる点。いきなりバックして煽ってくる車から降りてきた人にあんなにペラペラ喋るんじゃないよ、、、ここの嘘くささ気になりました。
あと、前半の2人のシーン、長すぎるところは多い。でもそれが効いてくるところもあるかも。
時折挟まれるゆるい温度感と緊張感の作り方がよかったな。
