【第70回ベルリン映画祭 エンカウンター部門出品】
EUフィルムデーズにて。スロヴァキアのモノクロ作品。1980年の共産党政権時代、神学校に入学したユライとミハルを中心に「宗教」と「政治」の間で揺れ…
神様の一番近くに来たのに
僕らの心はざわめいている
神様だけに告白したことが
邪悪な人間に知れ渡っていて
無限にあったはずの未来が
目の前で絶望に侵食され始めた
邪悪というパンデミックは
いつ…
このレビューはネタバレを含みます
圧巻。一時間ちょっとでこのストーリーをこの美しい画面で成し遂げてることがすごい。『リカルド・レイスの死の年』のように権力の暴走の止まらない時代を描いているけれど、本作は若者が行動しても一瞬で潰される…
>>続きを読む舞台は、1980年のチェコスロバキアにある神学校。宗教に対する政治的介入がある中、ミハルとユライ、二人の神学生が時代に翻弄されるストーリー。
モノクロの濃淡、上からのショットや美しい構図が好みだっ…