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フィリピーニャのhayatoのレビュー・感想・評価

フィリピーニャ(2020年製作の映画)
2.4
【低賃金で働く自分にとって、労働は普通な事だ。】

○普通な事をやりたいけど無駄だ。
●どんな環境でも慣れてしまう自分
◇自由の憧れを抱くけど
◆それは普通のことなんだ。

★名台詞

スタッフ『犬が犬肉言い争う。犬が犬肉言い争う...』

早口で時間を潰す退屈な時間も大切。

イザベラ『ゴルフコースと変わらないわ。』

環境に馴染んでしまうと他の憧れをもたなくなってしまう。慣れというのは怖いな。

《ストーリー》△
《演技》△
《音楽》×
《展開》〇
《笑い》×
《感動》×
《泣》×
《ハラハラ度》×

★感想

フィリピンのゴルフクラブってこんな感じになってるのかって正直ビックリした。
景色は綺麗で過ごしやすいのだけど職員にとっては地獄。

労働で低賃金でこき使われるイザベラは自由の憧れをもっていくが、そこで慣れてしまうと社会の構図を考えてもしょうがないと諦めてしまう。

この映画を見て誰しも自由の憧れを抱く事は普通な事。
でも少ない賃金を稼ぐことしか出来ない人は社会の構図のどの辺りなんだろうと思ってしまう。
それが些細な事だけど大切にとらえるか、ただの普通のことと捉えてしまうのはその人が決めることなんだと。

カラオケの歌とストーリーがマッチしててなんとも言えなかった。
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