このレビューはネタバレを含みます
さらさらした渓流のような映画。まぶしい陽光はロメールだけど意地悪さより優しさに溢れ、主人公が美少女でなくボンクラ男子(シェリフの非モテTシャツよ)。思いがけない人と人が交流し物語はゆるゆる支流へ。夏…
>>続きを読む『みんなのヴァカンス』鑑賞。『女っけなし』を観たことがあるギヨーム・ブラック監督。本作も似た感じがする男3人が夏の南仏で過ごす数日。短気だったり弱気だったりするもあまりに正直で瑞々しい言動でだんだん…
>>続きを読む原題の"À L'abordage"は「全員集合!」「いけー!(闘いの合図)」みたいな意味らしい。海賊が相手の船に乗り込む際の掛け声が由来だそう。原題だと、「南フランスの田舎町に居合わせた様々な人を巡…
>>続きを読むこの監督の作品を観るのは初めて。フェリックスがアルマを追いかけてきたと彼女に電話で告げるシーン、雲行きが怪しくなってくるにつれて彼にかかる木陰も濃くなっていたような気がする。アルマが足の治療を受ける…
>>続きを読むギョーム・ブラック監督作品を観るのは今回が初めてだったので、感想を語るのはおこがましいのですが‥。
フランス人がヴァカンスというものに、ものすごい熱量を持っていることはわかった。
誰にでもちゃんと向…
夜の屋外屋台にて、ほろ酔い黒ギャル達が肩を寄せ合い、いい気分でマイクを回し合う「We are the World」のカラオケシーンが長くて最高じゃん。イノセンスなカラオケを延々と垂れ流しするだけで映…
>>続きを読む©2020 – Geko Films – ARTE France