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みんなのヴァカンスのRのレビュー・感想・評価

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)
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ただただ心地よい。
優しくて若さ故の痛々しさも微笑ましい。
自分勝手で嫌な人もいるのに、最後はみんなが好きになれる。
群像劇過ぎて散漫かなーと思っていたけれど
どれも素敵なエピソードで温かいエンディングが待っているから、ほっこり後味。
結末は分からなくて含みのある余白は、受け手が広げていける無限のエピソードがあって面白い。

“女っ気なし”をそっくり期待し過ぎていたけれど、全く別のヴァカンスが観れた。
ヴァカンス映画好きとしては、
フランスのヴァカンスを描いてくれるギヨーム監督が好き!と思っていたけれど、製作過程は驚きの別アングルだった。
あり得そうなエピソードと、最後にはみんな好きで応援してしまっている自分がいる辺り、
実際の経験だったところに納得。
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