夏の若者群像劇。
エキストラの不自然さ(自然さ)とか、いい感じに会話のテンポが悪かったり、インディーズっぽい。
と思っていたらギヨームさんが学生さんと撮った映画みたいで、とてもいい感じです。
赤ちゃ…
赤いクレジットの画面から青みがかった冒頭のショットへの接続と、朝チュンの穏やかなラストショットから青画面のエンドクレジットへの繋ぎ、どっちもバチンと音が聞こえるくらいキマってて、そこだけ取り出しても…
>>続きを読む会話の感じとか、結果は見せず次のシーン行ってからわかるとことか、ありきたりな会話のなかで感情とか関係性とか欲求、目的がみえていっているのがよかった。
映画のラストもあんな感じで終わっていいんだね。…
映画の始まり方も良いし終わり方も良い。
なんにも起きないけど優しくて夏が恋しくなる作品。
原題はA l'abordage=(船に)乗り込め!
英題はAll Hands On Deck=全員集合!
…
映画館を出たらもうすぐに日本に居て悲しい気持ちになった。
そしてこんなにも楽しんでいる自分に驚く。あの穏やかで柔らかな時間を過ごせるのは幼少期以来かもしれない。なんだか悲しくなるほどに。
良い映画…
ヴァカンス映画がだいすきでして
(ほぼロメールの影響だけれども)
季節の雰囲気にとらわれて人間の感性のゆらぎが敏感に働くということがとてつもなく好きな現象すぎる
恋愛だったり友情だったり人間の思いが…
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