ソムリエを目指す男性のお話
父は祖父から引き継ぎ、守り抜いた店を息子である主人公に継いでほしいと思っている
しかし、彼は店は継ぎたくなくて、本当はソムリエになりたいという思いを抱いていて、、というお話
この主人公のエライジャという男性は、ソムリエになりたいと言う気持ち、ワインが大好きだと言う気持ちがありながらも、自分が世界に通用するのかという不安、自分の力がなかったらという不安があり、踏み出せないでいる
そのため母の死や父の店のことを言い訳に利用して、ソムリエを諦めたのではなく仕方なくなれなかったんだという道に逃げようとする
この主人公に対して、彼女に言われた時からも言い訳を探していて、お金や家族のせいにしてあまり良い印象を抱くことができませんでした
けど人間の弱さというか彼の自信のなさも理解できる気はしました
この中では、ワインのブラインドテイスティングについていろんなワインが出てきて、味わう所のシーンが多く、そこは楽しめました
お父さんが最後協力してくれて試験勉強に付き合ってくれたりしたところが本当に良かつたです
ただソムリエなんて!という反対の気持ちや、自分の思い通りに店をつがせたいというわけではなかったので。
今までいろんなことが続かなかったから、今度もそうなんじゃないか、いい大人になって大丈夫かな?と心配していたということがわかりました
だから息子が本気だと言うことを知って、協力している姿は本当に良かったと思います
また亡くなったお母様は初めから本当に理解してくれていたので、家族愛はとても感じることができました