東京国際映画祭2020にて。
男の子の体で生まれたサシャは、女の子になることを夢見ている。
家族は理解を示しサシャを支えるが、学校制度に阻まれる。
母親の献身と闘いが感動的であり、無垢な表情のサシャに胸を痛めずにいられないドキュメンタリー。
子供に焦点を、当てたトランスジェンダーのドキュメンタリーだが、サシャの表情がほんとに無垢で可愛らしい。
学校側の対応やバレエ教室での差別的な出来事などで、サシャの無垢な瞳の涙にはいたたまれなくなる。
外国でもまだまだジェンダーの問題は深いなと感じる。
スカートをはいて登校できるようになったサシャは輝いていた。