kazuo

リトル・ガールのkazuoのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・ガール(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

性別違和(旧称:性同一性障害)の7歳の女の子サシャとその家族のドキュメンタリー。
とにかく観て、そして考えて欲しい欲しい映画。

サシャにとって自然な姿が学校やバレエ教室ではでは受け入れられない辛さ悲しさ…
そんなサシャの色々な思いが詰まっているのであろう瞳から堪えきれず、本当にゆっくりと、ゆっくりと涙が滲んでくる…

母親はサシャの使命として性別違和に理解を示さない人の"意識を変える"こと、そして母親の自身の使命はそんな"サシャを支える"こと、と語る。そして優しいだけでは生きて行けないとも。これはこの先の困難もしっかり見据え、覚悟している証だろう。

だからもう一度言うがとにかく観て欲しい。そして性別違和について考えて欲しい。
心からそう思う映画。
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