このレビューはネタバレを含みます
映画の終盤、女の子の格好をして登校することが許されたのを見て「良かったねー」という気持ちと「いやいや、よかったねぇじゃねぇんだよ当たり前の権利だろうがよ!?!??」って気持ちが同時に湧いて出た。
見てて辛いシーンも多くてヒーンとか奇声上げながら色々考えてしまう映画だった。
ドキュメンタリーの切り取りとしては大衆に意識付ける決定打になる部分を意図的に切り取る事に成功してるよねっていう嫌な見方もしてしまった。
コレが小さい子供じゃなくて思春期のティーンだったらもっと話は複雑になるし、例えばマイノリティとして拗らせてた人、大衆に共感されないような性格だったり見た目だったり、そういうやな見方もしてしまった。
自分はトランスではないけどジェンダーマイノリティではあるので当事者に近い立場にいるせいで、まだ考えがまとまってないから綺麗なレビューにならない。