シミステツ

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーのシミステツのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

針金で指を縛られて電気ショック、ネズミを背中に乗せて鍋をかぶせ加熱、ネズミが逃げようとして皮膚がちぎれるなどの拷問、「お前のような人間は死ねばいい」などの否定。

カディロフ政権は浄化政策。 200万人の署名も逮捕される。迫害や殺戮は権力強化のツールに。髪を切り取られるシーンは悲惨だったしピアノの旋律が物悲しい。家族からも迷惑がられ距離をとらなきゃいけないのは辛すぎる。

カディロフの「あいつらは悪魔だ。人間以下だ」というのは最悪だな。

彼らの愛と勇気を讃えたいとともに世の中が早く変わってくれることを切に願う。