ネクラ

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーのネクラのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

チェチェン共和国で起きていること

・ロシアにあるチェチェンでは多数のゲイが迫害、暴行され、政府に拘束されている 
→イスラム教徒が多数を占めるから閉鎖的
→始まったのは2017
麻薬事件をきっかけに逮捕者の携帯から同性愛的な写真が見つかった。容疑者は拷問され、相手を吐かされた。そこから芋蔓式に何人もが政府警察?に捕まった


→迫害される同性愛者たちを逃す(対象者は数百人)活動をしているロシアLGBTネットワークのスタッフ達視点で進むドキュメンタリー


・実際に起きたこと
アプリで会った男性の部屋に行ったら部屋に警察がいて拘束された。
拷問されたくなければ他の同性愛者を密告しろと言われた→密告を断れば鼻を折られる、電気ショック、背中にネズミを乗せて熱したフライパンを上に乗せる。逃げようとするネズミに背中を食いちぎらせるなどの拷問を受けた。(映画ボーンコレクターで犯人が使ったネズミの拷問は実在してしまうんだ🐀

被害者の方々の顔をモザイクなしで映すことが大丈夫なのか?不安になる

・プーチンを後ろ盾にした独裁者カディロフが同性愛者迫害を助長?している
→200万人の署名も受け取ってもらえない。署名を持って行った人が逮捕される

・同性愛者に暴行を加えても罪にならない!
→チェチェンで生きているだけで命の危機に晒されている
→罪状も裁判もないままに拘束され、拷問され殺される
→親族に同性愛者であることがバレたらそれを理由に家の中に監禁暴行される(レズビアンも対象になる
→同性愛者が家族内にいることは恥辱なので家族は助けてくれない

・スタッフ達の過去
息子フィリップがいる女性スタッフは広告会社出身。他にミュージシャン、学者、ジャーナリストなどさまざま

・シェルターにいる同性愛者達のその先
→カナダに亡命?する人、パートナーがやってくるのを待つ人
→シェルターには長くても15日しか入れない
→絶望でシェルター内で手首を切る人も✂️
救急車を呼んだらシェルターの住所がバレるから呼べない🚑

・政府高官の娘アーニャの脱出作戦の様子
→同性愛者であることを隠す代わりに肉体関係を迫る叔父に脅迫されていた
→政府関係者の父親はあらゆる手段で娘を見張るので慎重にチェチェンから出る(ex 携帯が圏外になるだけで検閲所に連絡が行く
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