ま

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ーのまのレビュー・感想・評価

2.8
衝撃的な売り文句と印象的なジャケットに惹かれて視聴しました。
これはなかなか社会に切り込んだ作品。
ロシアの北東部に位置するチェチェン共和国では同性愛者は認められていないそうで、それはもう酷い扱い。

殴る蹴る、拷問、レイプ、監禁とか鬼畜過ぎ。しかもこれが映画だからとかじゃなく現実というのが凄い。本作はそんな国の事情とかLGBT問題に切り込んだドキュメンタリー。

この映画撮影したスタッフや監督なんかも命危ないんじゃない?っていう様な内容。
同性愛者の人達を外国に亡命させる活動や、差別・暴力にあった人が裁判を起こす映像等なかなか社会派。

映画として見ると正直退屈だが、テーマは重く今の時代に合っていると思う。世の中がやたらLGBTとか多様な価値観とか叫んでる昨今ですが、綺麗ごと言ってるぐらいなら本作見せた方がよっぽど説得力あるんじゃないかと思った。
ま