いけ

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46のいけのレビュー・感想・評価

3.0
見なければ良かった
どんなに苦しんでも、それすら商売道具にされてしまう辛さをひしひしと感じた
それだけ本気でやってるから苦しみもあるし、その分見る人を惹きつけるのは確かで。。。
ただ、それをエンターテイメントとして楽しむことの残酷さ気色悪さを自覚した。
過呼吸で歩けないような状態でもステージに上げさせることの怖さを感じたし、それを待ち望む群集の手拍子や歓声が気持ち悪かった。

この映画すら結局は当事者の悩みや苦しみを商売道具にされてる訳で、それを見た自分も少なからずその構造に加担してしまっていることをひどく後悔した。
誰かを消費したり、犠牲にしたりするエンターテイメントに加担しないという意味を込めて、もう二度と見ないと決めた映画だった。
いけ

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