このレビューはネタバレを含みます
心にのこった点がいくつかあります。
黒い羊のMV撮影後、鈴本美愉さんは倒れ込む平手さんを見て、なにを感じてたのか? 周りのメンバーが寄り添う中で、平手さんを見つめる鈴本さんの様子が、すごい気になりました。
平手さんがMV撮影から逃げてしまった理由が少しだけ語られてましたが、ロッキンインタビューでの「中途半端なことはできない」という言葉から、強い責任感を感じます。結果的に迷惑はかかってしまったのかもしれませんが、彼女を無責任と呼ぶのはあまりにも酷。メンバーの中には、不満を覚えた方もいたのかもしれません。けれど、ライブでのあの様子をみてきたら、何も言えないよね……。誰も責められない。
自分が目立ってしまう。だからグループから離れるというような内容を平手さんから話されたと守屋さんは仰っていました。
そのシーンでの「みんなは欅坂の活動が楽しいですか?」と問いかける平手さん。もしかしたら、自分が全員の活動を阻害しているように感じてしまったのかもしれません。
もちろん、映画に映されたことが全て、ではないでしょう。あくまで推測でしかないです。
どんなことがあったにせよ、欅坂46のパフォーマンスに魅了されたのも事実。平手友梨奈さんに、強く惹かれたのも事実です。
良いドキュメンタリーを見させてもらいました。