ライミ

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46のライミのレビュー・感想・評価

4.5
平手友梨奈

語彙力も感性も乏しい事が本当に悔しい。
読んでくださってる皆さんにこの作品の素晴らしさを伝えられないのが本当に悔しいです。
本当にこの作品を観に行って欲しいです。
「欅坂46」というグループの外見だけを見て満足しないでください。
内面が描かれている今作を観てください。
本当にお願いします。

昨日学校終わりその足で鑑賞してきました。
率直な感想としましては、5.0をスコアで付けましたが正直それ以上です。

これがドキュメンタリー映画です。
タイトルに恥じる事のない彼女らの「嘘と真実」。彼女らの軌跡。

キツい言葉になってしまうが、
アイドルは可愛くてただただ笑顔を振りまいていれば良い。楽な仕事だな!
なんて思っている人はこの世にごまんといるだろう。
自分は目まぐるしい毎日をこなしてるのにこいつらは!なんて思いSNSで誹謗中傷が飛び交う世の中。本当にクソだ。
あくまで今作や、日向坂46「3年目のデビュー」やその他アイドルのドキュメント作品などを観ているだけなので彼女らの全てを知っているわけではないが、それらを見るだけでも「アイドル」という職業の過酷さは痛い程理解できました。

その中でも「欅坂46」というグループは
今までのアイドルの概念を完全に割った新しいアイドルだった。
デビュー当初から好きだったわけではないが、「サイレントマジョリティー」を初めて聴いた時の衝撃は今でも覚えている。
間違いなく世の中のアイドル像が一変した瞬間だった。

日本に革命を起こした彼女らが、年代的には高校生前後だというのが未だに信じられない。
その中でも「平手友梨奈」という少女はデビュー当初14歳という、本当にただの女の子。

そんな小さな少女が5年もの間
絶対的エースとしてチームを引っ張り続けたら、プレッシャーや責任感で押し潰され、壊れてしまっても仕方ない。
本当に結果としては欅坂46にてちがいない悲しい結果になってしまったがお疲れ様。
そんなありふれたぬるい感情に浸っていた自分がバカバカしい。

今作では、
ライブで舞台に立つ彼女の裏側が描かれていましたが、ファンであっても、なかろうと関係なく全ての人が同じ感情を抱くでしょう。

デビュー当初はとても可愛らしい笑顔が印象的なてちだったが、月日が流れるにつれてその印象は薄れる一方だった。
その裏側には、
間違いなく「天才」であるが故に常人では一生理解する事が出来ないであろう「孤独な闘い」があったのだろう。

語彙力も感性も乏しい事が本当に悔しい。
読んでくださってる皆さんにこの作品の素晴らしさを伝えられないのが本当に悔しいです。

でも、本当に分かって欲しいのは
「平手友梨奈」という少女を誹謗中傷するのはやめて欲しい。
そして「欅坂46」を否定することもやめて欲しい。
ファンでなくとも構いません。
この作品を観てください。

道標のない茨の道を一歩一歩しっかりと歩いてきた少女達の軌跡を観てください。
本当に素晴らしいです。

纏まりがないレビューで本当に申し訳ないですが、最後に。

「欅坂46」というグループは「平手友梨奈」という絶対的エースが印象的なグループではありますが、欅坂46は平手友梨奈だけではありません。
それぞれが、
本当に個性を持っていて、天才的な表現力を持っているんです。
視野を狭めないで、拡げてみてください。
それぞれにフォーカスをあてて見てください。
本当に素晴らしい方々ばかりなんです。

「平手友梨奈」以外のメンバーの心情なども描かれているので、本当に見てみてください。
本当にお願いします。

「真実」の彼女達を見てください。

(最後に)
こんなにも素晴らしい作品を観てしまったらどーしても「3年目のデビュー」の方ももっと上手く出来たんではないかと思ってしまう。
欅坂46というグループの「日陰」から始まった彼女らが「日向坂46」として輝き続ける今に至るまでの軌跡をもっとしっかりと多くの方に伝えて欲しかった。

だけども日向坂46を知らない人には是非観て欲しい。日向坂46も最高なんだぞー!って!
ライミ

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