このレビューはネタバレを含みます
黒い羊で涙が止まらなかった。
なんてひどい歌を歌わせるんだ秋元康。
一番影響をうけやすい多感な時期にさせて良い世界観じゃない。秋元康が一番悪いという気持ちになった。
才能があるというのは怖いことで、やはり目を惹きつけてしまうし、その場に押し留まるべきだと思われてしまう。
初めの頃あんなに目を輝かせてみんなを引っ張っていこうとしていた少女が、引きずられて舞台に立つ様に涙が出た。
映画では触れられていなかったが、体にも相当ガタが来ていたはずで、(病名を忘れてしまったが関節痛を患っていた)、そんな中ストイックな彼女が自分の満足ができる踊りを踊れることが少なくなってしまったのではないかと思う。
通常時は無邪気なかわいい子なのに、
あんな鬼のような形相でステージに立つというのはやはり大人が悪いとしか言えないよ。才能がずばぬけてあってしまったことが不幸としか思えなかった。
今は笑って過ごせていたら良いな、と思います。