言われてるほどひどくなかった代わりに、ツッコミどころもそんなに多くなく、ただただ普通に面白くなかった。頑張って勉強しても成績が上がらない凡人かのような。
タイトルから想像するような、怪獣の死体相手に奮闘するシーンは予算の関係か割と少なく、代わりに会議室での政治家のドタバタを見せられるのですが、陰謀渦巻くように見せたいのかもしれないけど脚本家のスキルが絶望的にないためにそんな風にはならず、三谷幸喜的にしたいのであろうギャグは寒く、結果どうでもいい茶番が続きます。ラストシーンは、これまでやってたことを無に帰すというダメな脚本のお手本のようなオチ。