トランスマスター

大怪獣のあとしまつのトランスマスターのレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
3.0
♯3 デウス・エクス・マキナ

大怪獣が大きな光により死に、一級河川上に巨大な死体が残される。
腐敗ガスで体が膨張し、う○ことゲ○の混ざった悪臭で都市を汚染しないよう、内閣直属の特務隊や、国防軍や各省庁が、右往左往しながら死体処理に取り組む特撮コメディです。

◆良い点/注目ポイント
・特務隊や国防軍のそれらしいセリフが、エヴァっぽくて気分がアガりました。また韓国をdisっている箇所もリアルにお国柄を再現していて笑えました。
・ED曲がアーティストとタイアップ曲ではなく、作品にマッチしていてM78星雲デリバリーの余韻に浸れます。
・発破師オダギリジョーのキャラが一番素敵。憧れます。

◆改善点
・コメディに振りすぎて勿体なかったです。偽蓮舫の環境大臣の女芸人のような動きや、銀杏異臭、キノコの下ネタ、西田敏行らしい総理など全てのネタが、漏れなく滑っていました。

◆総括
・この作品を庵野監督が、ガチで撮影していたらめちゃくちゃ面白い作品になるのでは?と思いました。

『シン・ゴジラ』→
『シン・ウルトラマン』→
【本作】の順で観ると1.5倍面白くなります。

終わりよければ全てよし!

-2023年3本目-