いつもの三木聡監督作品。
未知の生物の死体処理というのはあんまり考えられたことのないテーマだし、アプローチの仕方も観光資源にするとか腐敗ガスの爆発が危険とか伴う悪臭問題とか、まあ割とあり得そうなところで攻めているのは大変良かった。
そして相変わらずの小ネタオンパレード。
だが、インスタント沼の時もだけれど、話の畳み方はもう少しなんとかならんのか?! と思います。
しかしそういった欠点がかえって、やっぱり私は三木聡作品が好きなんだなと再確認させた。
同時に、三木聡ファンにはおすすめするけれど、そうでない人から低評価をもらうのは、まあ当然だと感じる。
三木聡作品らしいと言えばらしいのだが、今回は悪い意味での癖の強さが出たと思う。