このレビューはネタバレを含みます
なんとか差別問題にしたい製作陣VS無差別に人を襲いたいキャンディマン
エンディング直前の差別問題メッセージは最初に出して欲しかったかな〜。
まさか社会問題をテーマにした作品とは思ってなくて、途中までキャンディマンにのめり込んだ主人公が連続殺人を重ねてるんだと思っていました。
ちょっと差別問題にするには噛み合わせが悪い気がします。虐げられた者のためにってわけでもなく名前呼んだらキルユーなキャンディマンなので、それだと差別に対するアンサーが無差別に人を襲うってことになりませんか。
製作陣の都合で白人の少女たちが襲われていましたけど、それって黒人の少女でも条件を満たせばあり得るわけで、なんか今ひとつピンとこない作品でした。
まぁただグロさも怖さもそんなでもないので、ホラー苦手にオススメです。