永遠と続く悲しい差別。
復讐者キャンディマン都市伝説が、住民たちに忘れてはいけない過去を伝承していく。
前作に新たな要素を加え、さらに社会的ストーリーに仕上がった今作は大きな展開やサプライズが用意されているわけではないが物語同様、自然にそれを見ている人に考えさせる内容になっていた。
さすがジョーダンピール、ニア・ダコスタ
洗練されたストーリーはシンプルながら、その真のメッセージはかなり深層にあるから一度見ただけでは理解しきれない内容だったかも。
アフリカ系の人種差別を描くアンソニーもまたその歴史の一部になっていく。
一度完結したストーリーに続きがあるのはこの話に終わりはないという事だろうか。