家族構成全く一緒で、近しい経験があるため、観ていて本当に辛かった。両親、妹、全員に感情移入してしまい、酒なしには観れなかった。
凶悪事件に家族が巻き込まれたら、加害者でも生きていて欲しいか、本人や家族の名誉のために、死んでいても被害者でいて欲しいか。
愛情いっぱい込めて子どもを育てても、事件に巻き込まれてしまう可能性は誰にでもある。それでも、親以外でもいいから、誰かに相談できていたら…
子どもって親の言葉を聞いていないようで、実はすごく聞いてる。そういうシーンがあり、ものすごく説得力があった。私自身もそうだったので。
道徳の授業で自己犠牲、滅私奉公を教えるより、本作を見せた方が未成年犯罪減りそう(中学生以上で)
かなり重く苦しいので、鑑賞時は是非、体調の良い時に。
あと、岡田健史は本当にすごい役者さん。中学聖日記でもそうだが、影があり、触れれば壊れてしまいそうな役が本当に似合う。永遠に思春期できるんじゃないか。俳優になってくれてありがとうございました