このレビューはネタバレを含みます
もっと、どこかで何かが違っていたらなあ。と思わざるをえなかった。
映画としても、知っている俳優さんばかりだから全くの他人事とは思えなかった。
｢優しい子どもほど親に迷惑をかけないようにする｣、｢優しい子どもほど自分でどうにかしようとする｣
色々思うところがあって、考えさせられた。
そして、噂は人を翻弄させるし、不確実な情報に人は惑わされる。
どっちが良いとかどっちが悪いとかではないような気もして、この映画の家族も各々｢こうであれば｣という思いはあるものの、自分や家族のことを考えたり、自分の心を保つためだったり、どこかしら、少しは｢考えている｣ことはあったんじゃないかな。
途中途中で流れる、街の写し方、街の風景がきれいだった。
それでも日々は続いていくんだな。
