望みのRのレビュー・感想・評価

心が締め付けられる映画だった
小説も読んで印象に残っていたので鑑賞。

ふたつの「望み」が錯綜して、
どちらを望んでも苦しい。

お母さんのどうにか生きていて欲しいと思う望みも
お父さんの加害者ではなく、被害者であってほしいと思う望みも
どっちもわかるし、自分の子どもだったらどんな風に思うんだろう。

お父さんは、いまいち信じきれてない感じもあったけど
一番道を踏み外してほしくないところで
自分の意思であの行動を取れた息子に気付けた時の瞬間は、本当に良かった。