観てきた邦画の中でかなり上位に入るほど、キツい。
真実がわからないまま、バッドエンドだけに突き進んでいくのを観続けるのが、きつ過ぎる。
家族全員に気持ちもわかるし、誰も攻めることが出来ない中盤がなかなかくるものがあった。
傍観者として観てみると、たった50万で……ってなるけど、高校生からするとそれは大金で親に相談できないほどに世界は狭く、追い詰められていたんだろうなと思う。
序盤アスペクト比がどんどん変わっていき、シネスコに変わっていく演出や
広角が多いカメラアングルが視覚的に絶望感等が伝わってきて良かった。
堤真一にこういう役をさせたら右に出る者はいないと思う。