このレビューはネタバレを含みます
地球にぶつかりそうな彗星を発見したディカプリオとジェニファー・ローレンスが右往左往する話。
コメディタッチで描かれて、バカバカしい感じがするけれど、翻って現実の世界を考えてみると、同じようなことが起こっていることに気付かされる。
彗星の衝突ほど、問題の顕在化が明確ではないけれど、地球温暖化や各国で起こっている深刻な様々な問題に真剣に向き合っているか?そうした大切な問題、課題に向き合わず、誰かの結婚だの不倫だの、どうでもいいことに大きな注目が集まっている。
そうしたエッセンスを濃縮して、表現しているのがこの作品。
映画を通して、自分の住む世界のことに思いを馳せることができる良質な作品だった。
危機はアルマゲドンと同じだけど、その時の大統領と時代が悪かった。
ディカプリオがただのおっさんに見える。演技が上手い。
有名な俳優が沢山出演している不思議。
メリル・ストリープの大統領はトランプのパロディ。