このレビューはネタバレを含みます
途中までは、よくある彗星の地球衝突危機の話。
しかし、軌道を変える為に向かったロケットが引き返してくるところから様子は変わってくる。
彗星には約140兆ドル相当の資源があり、彗星を砕いて地球に降らせるというのだ。
これに対して世間で賛否両論が出て、観ている側も考えさせられる。
しかし、この作戦は失敗に終わり本当に地球に衝突してしまうというバッドエンド。
ストーリー、キャスト、映像、どれを取ってもスケールが大きく満足度は高い。
“ドント・ルック・アップ”とは、つまり現実逃避だった。
作品としては、現実から目を逸らすなというメッセージ性も込められていると感じた。