Netflixオリジナル。ああ、好みだ。
地球に向かってくる直径5km〜9km彗星を発見、弾道計算をしてみると6ヶ月後には地球に直撃するという。ほかいくつかの研究機関でも同じ答え。直撃すれば高さ1.7kmの津波が地球を覆う。すぐに核ミサイルで彗星を迎撃し軌道を逸らさないと人類滅亡は免れない。早く政府に知らせなきゃ！と言うところから物語は始まる。
災害シミュレーションと違うのは災害が起こるまで半年も猶予がある点。ここが新しい。社会現象シミュレーションみたいな感じ？
果たして人類は半年間で何を成し遂げるのか、何をやらかすのか。。
この映画では現代社会の闇とか夢は描かれない。ひたすらに人間の愚かさ浅はかさ浅ましさを描いている。これが実社会と素直にリンクしててリアル。
細々としたセリフや映画の中で起こる事が社会の本質を見抜いてるようでとても面白い。
そしてラストも素晴らしい。
Netflixでは普段エンドロール見ないが、今回はなんとなく流しておいた。そしたらオマケシーンがありました。これが映画のオチなのでお見逃しなく！
例えば満員電車で「降りま〜す」と言っても誰も避けてくれないが嘘でも「吐きま〜す」と言ったらモーゼの十戒のように道が開く。
信じるとは、集団を動かす言葉とは何かを考えさせられる。
