このレビューはネタバレを含みます
皮肉とパロディが多くコミカルにみせてるが、しっかりと社会批判もしてて楽しい。
サウスパークの上品版といえばいいのだろうか。
目の前の利益しか考えている実業家、自分のことしか考えていない政治家、彼らに都合よく扇動される労働者。
彼らに対して、問題を直視しろといっても、到底かなわないんだ。それなら風刺的に描いちゃえという製作者たちなりの反抗だろうか。
彗星の落下より、セレブの破局に関心があり、命よりお金に興味があり、そんなおバカな愛すべきアメリカ人って、なんてかわいいんだと上から目線でみているともいえる。
テンポ良く笑えて、ブラックユーモアな作品。