惑星より怖いものとして汚職とスキャンダルにまみれた腐敗政治が描かれていたのが、もはや笑えない現代社会。
詭弁を並べたて保身に走る大統領、既得権力に溺れる無能の息子、目先の利益に囚われる資産家、全員どこかで見たことがあるような。日本も立て直しの効かない領域になってしまったのだろうか。隕石が目視できるようになってからでは、もう遅い。少なくともそう言った意味では風刺が効いている。映画自体はcringeに他ならないけど。
レオ様とメリル・ストリープの演技は流石に素晴らしくてそれだけで見る価値があったなと思う。
あと個人的に好きなジェニファーローレンスがぴったりな役どころだった演技を堪能できたのも嬉しい。
