harunoma

ドント・ルック・アップのharunomaのレビュー・感想・評価

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
2.1
なるほど皮肉が効いてる。
社会、政治、メディア、資本、民主、あるゆる領域においてこの馬鹿みたいなコミュニケーションが皮肉られている。アカデミー俳優たちが頑張っている。
むしろ維新、自民、立憲、共産という、こんなことが有り得るのかというくらいはんかくさい会見やら弁明やら開き直りの傲岸不遜、嘘八百の答弁がまかり通る今の日本の政治を思い浮かべる。
この映画も、ブラックジョークだが、幼年期に関わる美、身体の応答の記憶などあるはずもなく、ただいたたまれず、救い難い。
アダム・マッケイは嫌いではないが、世界初正しいシャラメの使い方。ディカプリオの叫び、デジタルズームも懐かしい感じ。
これは少しだけゼイリブなのだろう抵抗として。Just look up
しかし本当にやるならディープ・インパクト以外にはない。
harunoma

harunoma