いいワーオ

ドント・ルック・アップのいいワーオのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

痛烈な風刺、だけどチャーミング。
こういう状況になったとして、一市民にできることなんてないんじゃないかと悲観的にさせられてしまったが!
ディカプリオのit's horrific and it's beautifulって彗星への感想に完全に同意する。人類が絶えようと、その後の地球で新しい生命体がまた始まるのならそれでも良いと思ってしまう。それをこの目にしたいとも思うけれど。
Fight or flight な状況になった時、すべての人が冷静に対処できるのならこんな世の中にはなっていない。
だけど、この台詞!↓
A man’s always got choices .
Sometimes you just gotta choose the good one!
結局見極めようとすることをやめないことが唯一できることか?
愛する人がいるのは、こんな最後にも有意義な、やることがある感じがして良いなぁ。我々は無意味な存在では無いと信じられるようなかんじ?

トランプ政権を思わせるメリル・ストリープたちとdon't look up キャップがおもしろい笑
矢印ってこんな意味深いものだったんだねぇ。
もはや何もかもが可愛い。
リラックスしてほしいハリウッド映画とか、アリアナの配信に俺の彼女の方が上手く歌えるってコメントあるのとか、最後の晩餐のディナーテーブルの上にごちゃごちゃグラスやナイフや、よくもまぁこんな細々と、人間は営みをしているよなぁ。
終わるなら終われば良いよって思ってしまう。けして否定的にみえない、ただ人間が可愛い。だけど滅びないで欲しいとも思わない。不思議。これって厭世的な感情なのかな?誰か教えてほしい。
そして一番先に死にそうなヤツが最後に生き残ってるのが笑える。すぐ死ぬだろうけど。

みんな大好き↓
いいワーオ

いいワーオ