タイトル、そっちなんだ。
面白かった。
過程もオチも、皮肉たっぷりで秀逸。
タイトル回収する演説部分が特に面白かった。
彗星の破壊的な美しさと恐ろしさが良かった。
人は“見たくないもの”を見ようとしないものだが、やはり自分の目で見たことで初めて“ちゃんと見える”こともあるんだろうなあ。
終末の過ごし方なんかもさまざまで、酒やセックスに溺れる人もいれば、誰かと食を囲む人もいる。
ここはやや前者に対して露悪的かもと思った。決して後者だけが良いわけではなく、みな等しく死ぬなら自分の好きなことができる環境に居られればいいよね。