白い犬

僕は猟師になったの白い犬のレビュー・感想・評価

僕は猟師になった(2020年製作の映画)
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肉を食べるのにパック詰めされている肉しか見ない生活をしている身としては色々考えるところがあるのだけど、くくり罠での狩猟は直視できないと感じてしまう自分も否定できない。
罠にかかった猪を木の棒で殴打して気絶させるところが見ていてめちゃくちゃ辛かった。辛いと思うからこそ、おいしく残さず食べなきゃなとも思うし、私が猪なら銃でひと思いに仕留められるか、電気ショックで一瞬で気絶させてもらいたいとも思う。
罠にかかるだけでパニックなのに逃げられない中殴打されるのこわい。猪や鹿はそういう恐怖を感じるんだろうか。
害獣とされている動物も、人間が開拓してきたことで住処を失ったり食べ物を得ることができなくなったりで人里に降りてきたりすることもあるだろうと思うとなんだか心が痛い。
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