アマチュアでアニメーション制作にチャレンジする気概が凄い。
でも理論で作りすぎていて、どういうセンスを持った監督なのか全然わからなかった。
多分見返す、作り直す、を全くしていない作品なんじゃないだろうか。
作画のデッサン崩れは少なくてナイスファイトなのだけど、
作画資料段階での失敗が本当に勿体無い。
主人公とラスボスにだけ影がついてないのなんで？
後頭部にだけキューティクルが入っていないのが不思議。
キャラクターの色指定が部屋の暗さと不釣り合い。
音響監督仕事してないのではと思ったら
監督兼任だった。
撮影処理、光の表現で頭に真っ黄色のグラデーションかけちゃだめだし、処理してるところとしていないところの差が激しい。
前評判から脚本にはあまり期待していなかったので
(YouTubeで時々見かけるような)意欲的なオリジナルアニメを観られたらいいなと思っていた。
でも重要な工程に人手が足りてない。
特に撮影担当者一人って舐めてるとしか思えない。
監督には各工程の大切さを理解してほしいし、
次作は是非良いプロデューサーのアドバイスを貰いながら制作してほしい。
