全ての人のジャスティスを保証する全方位的に完璧な法律は存在しないから、遵守とリアルに則った例外事例の是認の判断ボーダーって難しい。
初めてヴァンサン・カッセルかっこいいと思った。モード系も似合わないはずないけど、ヤンキースキャップ(その下はユダヤ帽) に青島ジャケットみたいなカジュアルなちょい枯風が超カッコよかった。パートナー探しのエピソードは、プライベートを削ってまで活動してるってことの強調？私的には別にいらないシーンだったかも。フランス的にはその辺どうなってるのか？！というのは必須問題だろうから、リアル感を出す意味で入ったのかな。
言語聴覚士の女の子と郊外アパート移民系ブラックの子のほんわかプラトニックや、このブラックの子と施設の問題児くんとの少しずつ縮まる心の壁も応援してました。
何か特別な起承転結あるわけでもないけと、よい映画でした。こうやって社会を下支えしてる人がいるんだよなぁと思いを馳せました。
